PTAってなんだ

私はシガナイいちサラリーマンである。ある日突然、小学校のPTA会長の役が当たった。そしてその後世にも数奇な1年間が始まった・・・。(あらかじめお断りしておきますが、このページは、字ばっかりです。)

田舎にはいろんな立場の人がいる。

そんな事は、前から知っていた。お百姓・先生・お店やさん・お医者さん・自営業・公務員・お役人・主婦・老人・サラリーマン・・・・・・そして、子供達。みんな立場が違い意見も違う。話す言葉の意味も違う。そんな人々と色んな場面で「PTA活動・学校運営・地域社会関係・教育・育成」の話をし、何かを決め方向付けていかなければならない。良い人 悪い人などと分けて見ていたらとんでもないことになる。たぶん 都会より田舎のほうが色んな人がいる。大変勉強になった。

役とボランティアは違う。

「地域社会に住む一市民として、公共(社会)のために何らかの役割を果たすのは当然のことであり、権利ばかり主張するのは偏っている。昔は、「稼ぎ」と「役」という概念があった。家族を養うための「稼ぎ」と地域社会に貢献する「役」とができて初めて一人前の大人として認められた。」以上がかの有名な「天声人語」に載っていた主旨である。だから 現代人も自分の「稼ぎ」ばかりに奔走せずにボランティアをしなさい云々。いや違うと思う。 「役」は、地域社会に住むために絶対に回避できない仕事である。ある意味では、お金も入り、責任もある。「ボランティア」は、地域社会に貢献するため、出来る時間で 出来る範囲の事をするのが原則である。無償で責任などない。(極論です)PTA活動は、「ボランティア」であるべきである。しかし実際は、旧態依然とした「役」になっている。私は、PTA活動を「ボランティア活動」に変革したかった。悪い意味での「役」や「稼ぎ」の概念が田舎の少子化をさらに加速する。変革には、時間がかかりそうだが継続していかなければならない。

どんな人間に育てたいのか。育てるべきなのか。

混乱している。日本の教育活動は、方向性を失っているように思える。「求められる日本人像」(古い!)がない。これは、大げさに言えば、国家的な危機でもある。もっと議論すべきである。政治家もこの議論から逃げてないで話し合ってほしい。「価値観の多様化」などと評論家的なことを言っていても何も始まらない。東大を頂点とした「職業訓練学校」の時代は、企業内部から崩壊している。「ゆとり教育」の目指すところは何なのか。以上 評論しました。

PTA会長は偉い?

PTA会長は、大変偉い立場のようである。色んな場で、高尚なことを述べなくてはならない。私が、その時々に吐いた言葉の一部を掲載します。

 

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